年子姉妹とたのしむ育児

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小学校の給食を食べてきたよ! 給食試食会レポ

      2017/05/06

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「小学校の給食って、とってもおいしいんだよ。」「今日は○○をお代りしたよ!」

小1の長女からたびたびそういう話を聞いていたので、イマドキの小学校給食ってどんなものなんだろう?と興味津津だった私ですが、先日、「給食試食会開催のお知らせ」というプリントを長女が持って帰ってきたので、申し込みをしてみました。

小学校給食
そして、昨日、長女の通う小学校へ、実際に給食を食べに行ってきました!

この日の献立は、”ドライカレー、エッグスープ、りんごサラダ、牛乳”。
ドライカレーは子どもたちにとても人気のあるメニューの1つだそうです。^^

私の小学校時代(二十数年前・・・)は、そっけない金属(アルマイト?)の器だった気がしますが、いまはメラミン製(たぶん)の軽い食器です。
先割れスプーンはいまも同じように使われているんですね~。

給食の量は学年により調節されているようで、私たちがいただいたのは6年生用の量の給食でした。ちなみに、量の学年比率ですが、4年生を「1」として、5年生は「1.05倍」、6年生は「1.10倍」の量。低学年では、3年生が「0.95倍」、2年生が「0.90倍」、1年生は「0.85倍」と細かく設定されているそうです。

ドライカレーはあまり辛くなくて、ひき肉がたっぷり入った、ミートソース風のものでした。栄養士さんの話によると、学校給食で使われるお肉はすべて国産のものを使用、脂質を摂りすぎないよう、ひき肉も脂身の少ない赤身を使用しているそうです。どうりで、お肉たっぷりのドライカレーなのに、あまりこってりしてなくて、さっぱりめの味わいだったのかー。

レストラン等で食べるドライカレーとは違うけど、想像以上においしいドライカレーでした。子どもたちに大人気というのも納得。

ちなみにこの日参加したほかのママさんで、「うちの子がドライカレーを家でも作ってっていうから、作ってみるんだけど、いつも”学校のと違う”って言われちゃうのよねー。今日は勉強してかなきゃ。」と言っている方が何人もいました。^^ 

(ドライカレーの材料は、「豚ひき肉、油、ガーリック、たまねぎ、にんじん、冷凍グリンピース、バーモントフレーク、純カレー、ケチャップ、ソース、塩、こしょう」だそうです。バーモントフレークというのは学校給食用の製品らしいのですが、これが味のポイントなのかな~?)

ごちそうさま!

ごちそうさま
ごちうそうさま! ドライカレーはとってもおいしかったし、エッグスープもコーンと卵がたっぷりで食べごたえがありました。スープと牛乳でお腹チャポチャポ気味…。
6年生の児童用の量だけど、成人女性でも十分な量という印象を受けました。

学校給食の「めあて」


約25分の給食試食タイムが終わり、片づけをしたあとは、学校の栄養士さんのお話を伺いました。

学校給食は、子どもたちの心身のすこやかな育成をはかるため、教育の一環として位置づけられて、以下のようなめあてをもって実施されているそうです。

  1. 自分から栄養に気をつけ、好き嫌いなく食べ、健康なからだをつくります。
  2. 食事についての正しい理解と望ましい食習慣を身につけます。
  3. 学校生活を楽しく豊かなものにし、明るい社交性を養います。
  4. 食べ物が自然の恵みであることを理解し、生命や自然環境を大切にする態度を養います。
  5. 食生活がさまざまな人に支えられていることを学び、感謝する態度を養います。
  6. わが国や各地域の優れた伝統的な食文化についての理解を深めます。
  7. 食べ物はどのように作られて、輸送され、消費されてゆくかなど理解へと導きます。

お米や野菜やお肉は国産、そしてできるだけ地元産のものを使用していること。

児童の嗜好性を考え、辛すぎない、濃すぎない、食べやすい味付けを心がけていること。

衛生・安全面に配慮して生野菜の献立はないこと、着色料や保存料など不必要な食品添加物を使用していないようにしていること(この日のスープのコンソメや、カレールゥはグルタミン酸ソーダの入っていないものを使用しているそうです)など、いろいろ興味深いお話を伺いました。安全・衛生面でも納品時間や納品温度のチェック、手指の検査など徹底しているそうで、安心できました。

こんなにしっかり栄養面・安全面をしっかり考えられたおいしく、バラエティに富んだ学校給食を毎日いただける子どもは幸せですね。

ちなみに給食1食あたりの費用は240円で計算されているらしく、この日私たちも240円払っていただいてきました。

(小学校給食を作るための人件費や設備費、水光熱費は市費でまかなわれているため、この240円という金額は純粋に材料費のみの金額だそうです。)

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