年子姉妹とたのしむ育児

年子姉妹の子育て、小学校生活、家庭学習、子どもと過ごす毎日の暮らしについて、母親の視点で書くブログ

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子どもの「枠」を広げるのは親の役目。子どもはその「枠」の中から好きなことを見つける。

      2017/05/02

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Twitterのタイムラインに流れてきたとっとこランサーさんの以下ツイートを読んで、思うところがあったので、このブログを書いています。


まずリンク先の記事「やりたいことがわからないなら、「枠」を広げるべきだ。」を読んでください。

タイトルの通り、やりたいことがわからないなら、「枠」を広げるべきであるという主張と、その理由が書かれており、基本的に大人に向けた内容なのですが、私が感じたのは、「あぁ、これって子育ても同じだな。」ということでした。



私自身は、中学2年生のときに市のプログラムで夏休みに2週間のアメリカホームステイに行ったことをきっかけに、英語と海外に強い興味を持つようになり、大学は外国語学部へ進学、20代半ばにはオーストラリアへワーキングホリデーにも行きました。

オーストラリア在住時代には、オーストラリア国内、そして東南アジアでバックパッカー旅行を経験。帰国後、結婚、出産(長女・次女)してしばらくはおとなしくしていましたが、子どもたちがある程度大きくなると、今度は子連れであちこちに旅行に行くようになりました。

夫は仕事が休めないので、たいていは母娘3人旅行。格安航空券を探したり、マイルをためて特典航空券を発行したり、節約できるところは節約して、グアム、イタリア、アメリカ、台湾、あちこちに行ったものです。


イタリアには妹が住んでいるので、妹の家に泊めてもらって、イタリア人のお家へ夕食に招待してもらったり。


アメリカではアメリカ人の友人の家にホームステイさせてもらって、裏庭でマシュマロを焼いたり、


アメリカ旅行
ホストマザーが呼んでくれた近所の女の子たちとティーパーティーをしたり……。

これらの経験が娘たちの心の中にどんな変化をもたらしたのかはわかりません。

でも、「世界には自分の知らないものがたくさんあり、自分たちとは違う価値観の中で生きている人たちがたくさんいる。」「自分たちにとって当たり前のことが、当たり前ではない人たちもいる。」「自分を取り囲む社会だけが、この世界のすべてではない。」ということを、肌で感じてくれたのではないかな、と思っています。

ホームステイ受け入れ
また、海外へ連れて行くこと以外にも、自宅で外国人のホームステイ受け入れをしたり、外国人を食事に招くホームビジット受け入れも何度もして、できるだけ外国人と接する機会を持たせるようにしてきました。

***

そんな長女はいま13歳、今月から中学2年生になります。英語が好きで、得意科目。
中1の1学期に英検3級(中学終了レベル)に合格し、今度は英検準2級にチャレンジしたいと言っています。

そんな彼女の現在の「将来の夢」は、英語を使って海外に関係する仕事に就くこと。具体的な職業はまだわからないようですが、海外へ行ったりできる仕事、英語が生かせる仕事がいいなと思っているようです。

とっとこさん風に言えば、「小学生時代に何度も海外へ行けた環境」から「好きなこと(やりたいこと)」が生まれたといえるのではないでしょうか。

海外へ連れだして世界を見せたり、外国人と接する機会を持たせたりしたのは、娘たちの意思というより私の勝手だったのかなと思うこともありますが、こんなふうに「枠」を広げなかったら、娘は今のように英語に興味を持ったり海外で仕事をしてみたいと言い出さなかった気がします。

我が家の場合は「海外」「英語」でしたが、子どもが将来「好きなこと」「やりたいこと」を見つけられるように、子どもにたくさんのものを見せ、体験させることができれば、別になんでもいいんです。

そして、「体験させたけど、子ども本人が興味を持たなかった。」ということがあってもいいんです。むしろ、あって当然。

子供の習い事だっていろいろしていいし、一つに絞る必要なんてありません。

10個の中から1個でも「好きなこと」や「やりたいこと」の種になる出会いがあれば、儲けものだと思います。

子どもの「枠」を広げるのは親の役目。
子どもはその「枠」の中から好きなことを見つける。


考えてみれば、子どもたちに一生懸命勉強してもらいたいのだって、何もエリート街道を突き進んでほしいからじゃありません。

将来本人がやりたいことを見つけたとき、学力がネックでそれができない……なんて事態にならないよう、選択肢を多く持たせてあげたいからこそ、いましっかり勉強をしてほしいと思っているんですよね、親は。

「枠を広げれば、もっと未知の『好きなこと』に出会えるんだろうな」

(とっとこさんのブログ記事より引用)

親は子どもを思い通りに動かすことはできないし、それはしてはいけないことだけれど、子どもの枠を広げてあげることは、どんどんやっていくほうがいいと思います。

そして、親自身が好きなことを一生懸命やっている姿を子どもに見せるのも大切!

▼こちらの記事もどうぞ。
子どもが小学生のうちにいっしょにたくさん旅行に行ってよかったと、小学校卒業を目前にして思う。

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