Z会小学生コース5月号 わくわくエブリスタディ・けいけん
2017/05/06
長女(小2)は、今年4月からZ会小学生コース(通信講座)を受講しています。
▼過去記事
他社通信教育から「Z会小学コース」へ変更を決めた理由
4月号、5月号とまだ2ヶ月分しかやっていませんが、長女は一生懸命取り組んでいます。以前(一年生のとき)やっていた通信教育が学校の授業進度にあわせた復習中心の内容だったのに対して、Z会小学生コースは教科書をやや先取りという印象で、「新しいことを知る喜び」や「できた嬉しさ」を感じやすいみたい。
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頭を使う問題もあり、”解けた喜び”が感じられる教材
Z会小学2年生コースは、スタンダードとハイレベルの2レベルの教材があるのですが、Z会を初めてばかりのウチはスタンダードコースを受講中。
それでも、上のような「はってん」問題があり、「考えさせる問題だなぁ」と感じます。
上の問題は、「問題文を読んで、答えを出すには足し算を使うのか引き算を使うのかを考え、式を立てる」という問題が数問あるページのいちばん最後に載っていたものです。
男の子が46人います。女の子は男の子より10人少ないそうです。
男の子と女の子はあわせて何人いるでしょう。
国語が得意な長女は、問題文を読んで、足し算を使えばいいのか引き算を使えばいいのかは判断できるのですが、この問題は、式を2つ作らないといけないんですよね。
(式を2つ作るというヒントはなく、それまでそういうタイプの問題はなかったので、”式を2つ立てる”という発想が出てこないと、解けない問題なんですよね。)
長女は上写真のように1つの式にまとめてしまって、筆算で苦しんでましたが(1回の筆算でやろうとしてできず、筆算を2回やって、正解を出してました)、ウンウン考えて、「あっ、そうか!」とひとりごとを言いながら、真剣な表情で問題に向かっている様子を見ると、「これこそ、”学ぶ喜び”だよなぁ」と感じます。
「お母さん、ヒント言わないで! 自分で考えるから!」
と私のアドバイスを断って、自分で試行錯誤して、正解にたどり着いたときの喜びや達成感は、とても大きなものだったと思います。こういう「できた!」「嬉しい!」という気持ちを積み重ねていけたら、素晴らしいなぁ。
2年生になって、宿題の量も増え、習い事もあるので、Z会のワークやドリルにまで手が回らない日もあるのですが、それでもなんとかやっていけてるので、この調子でがんばってほしいなと思います。
けいけん 理科のタネ・社会のタネ
そうそう、Z会小学2年生コースには、国語と算数以外に、「けいけん」という教材があります。理科や社会の科目が登場する前に、「理科のタネ」「社会のタネ」を経験を通じて学んでいこう、という内容のものです。
毎号、「理科のタネ」と「社会のタネ」の2テーマが出されて、受講者はそのどちらかを選んで実際に「けいけん」をし、その結果を「けいけんシート」に書きこんで、課題と一緒に郵送で提出します。
5月号は、理科のタネは「えだまめをそだてよう」で、社会のタネが「地きゅうにやさしいポトフ作り」でした。長女は「えだまめをそだてよう」を選び、枝豆の栽培をしています。
節分の炒り豆のようなマメから、芽が出て、子葉がひらき、葉が出てくる様子はとても神秘的だったらしく、毎朝起きてくると「枝豆どうなった!?」と枝豆の観察をしていたほどです。
今は葉が伸びて、目に見える変化がなくなってきたので、少し興味が薄れてきていますが、それでもちゃんと水やりは続けていて、収穫を心待ちにしているようです。
子どもの心の中にこういう経験が蓄積されていくと、この先、新しい科目を勉強するときにも、きっと興味を持って取り組むことはできる(自分の中の経験と結びつけて考えることができるようになる)と思います。
あ、ちなみに、「ポトフづくり」も、ワークシートの提出はしませんが、長女に作ってもらいましたよ。「家庭科じゃなくて、社会のタネ?」と思われるかもしれませんが、ポトフを作る過程で、鍋を新聞紙にくるみ、さらにバスタオルでくるむことで、1~2時間たっても温かさを保っていられる(余熱調理ができる)ことを学べる内容になっているのです。
こういうのって、「聞いたり読んだりして覚える」よりも、「実体験として触れる」ことで、強く印象に残るし、理屈じゃなくて肌感覚で理解ができるように思います。
このテーマのねらいは、「わたしたちの生活のさまざまなところでエネルギーを使っていることを学ぶ」「環境に配慮した調理法を体験することで、楽しみながら環境を大切にする姿勢を身につける」で、これは小学5年生社会「環境問題」への学びにつながるとのこと。
Z会小学生コースの教材は、国語と算数以外でも充実している(質も高い)ので、とても良いなぁと感じています。
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