トイレにことわざポスターで小学生の語彙力アップ
2017/05/06
先月から、わが家のトイレに「新いろはがるた」ということわざポスターを貼ってあります。次女(小1)の幼稚園から卒園祝いに国語辞典をもらったのですが、それの付録についていたポスターです。(ちなみに裏面は百人一首になってました。)
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「鬼に金棒」「豚の真珠」「急がばまわれ」などのことわざがイラストといっしょに載っているのですが、意味が書かれていないため、ポスターを貼って数日は、「お母さん、”急がばまわれ”ってどういう意味?」「”井の中の蛙”ってなに?」と質問攻めにされ、うんざりした私が全部に手書きで意味を書き添えました。
「豚に真珠」の横には「”猫に小判”と同じ意味だよ。」のコメントも添えたりして…
そうしたら、トイレに入ったときに見るだけなのに、意外なほど頭に入るらしく、長女などはふとした場面でことわざを使ってみたりするようになりました。
ちゃんと状況にあったことわざを言えているときもありますが、ちょっとずれてる?と思うときもあります。(^^;
先日、私が夜寝る前に、翌日の朝食に食べるパンを焼くために、ホームベーカリーをセットして、タイマーで予約をしたことがあったのですが、そのときにうっかりイーストを入れ忘れてしまったことがあったんです。翌朝起きて、ホームベーカリーの蓋を開けたら、できあがっていたのはぺしゃんこでカチカチの岩のような固いパン・・・(汗)
数年ぶりにやってしまった大失敗でした。
「あー、しまったなぁ、失敗しちゃった…」としょげていた私に、長女が「お母さん、 ”失敗は成功のもと”だよ。」と一言。慰めてくれたつもりかもしれないけれど、それならば「弘法も筆の誤り」とか「猿も木から落ちる」とか言ってほしかったなぁ・・・
※失敗は成功のもと
失敗しても、悪かったところを直していけば、やがて成功するもとになる、ということわざ。
ちなみに、ポスターの中の「虎の威を借る狐」や「無理が通れば道理が引っ込む」などは、子どもにはわかりにくいみたいで、説明してもぽかんとした様子でした。(低学年には「威」や「道理」という言葉自体が難しいですもんね。)
あと、「下手の横好き」というのと、「好きこそものの上手なれ」というのがあって、「結局どっちなの?」と首を傾げていたり・・・(たしかになぁ。)
とはいえ、トイレにことわざポスターを貼っておくと、小学生の語彙力がアップすることは間違いなさそうです。おためしあれ。
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