フィンランド・メソッドで本が好きになる「100冊読書日記」
2017/05/07
フィンランド・メソッドで本が好きになる「100冊読書日記」。
以前からその存在は知っていたのですが、お友だちが最近買って娘さんといっしょに取り組んでいるという話を聞き、つられて私も購入したのがつい先日のこと。
この本が届いた日から、娘たちは私の想像を超えて夢中になり、すごいいきおいで本を読んでいます。ちょうどゴールデンウィークで、雨の日が多かったせいもあるのですが、こちらがびっくりするほどハマっているようです。
フィンランド・メソッドで本が好きになる「100冊読書日記」
この読書日記は、国語教育が世界で注目されている、フィンランドの小学生が使っている「読書日記」を参考にして、日本の子どもたちも楽しみながら、読書ができるように作られたもの
。数多くの名作・傑作から選ばれた100冊の本が紹介されており、その100冊の表紙のシールがとじ込まれています。子どもたちは、1冊読むごとに、その本の表紙シールを貼り、日付、簡単な評価、一言コメントを書き込んでいきます。
シールを貼ることそのものも子どもにとっては楽しいし、さらにどんどんシールが増え、自分の読書記録が目に見える記録として残っていくので、達成感も味わえるようになっています。
フィンランド・メソッドの100冊読書日記は、以下の2種類があります。
▼4歳~小学生むけ
親子で書こう!100さつ読書日記―フィンランド・メソッドで本がすきになる
▼小学3年生から
小学生100冊読書日記―フィンランド・メソッドで本が好きになる (RYU SELECTION)
わが家は、「親子で書こう!100さつ読書日記」を次女(小4)用に、「小学生100冊読書日記」を長女(小5)用に、2冊まとめて購入しました。
正直なところ、私は次女にたくさん本を読んでほしい気持ちは強いのですが、長女は本好きで、放っておいてもどんどん本を読む子なので、「別にいらないかな?」とも思ったのですが、普段自分から手に取らないような本も入っているだろうから・・・と、読書のジャンルが広がるといいな、という気持ちで購入しました。
(それでも、もし長女がいらないと言ったら、いずれ次女が使えばいいかなーとも考えていました。でも、それは杞憂だったようです。長女までがこんなにハマるとは!)
親子で書こう!100さつ読書日記 (4歳~小学生むけ)
「親子で書こう!100さつ読書日記―フィンランド・メソッドで本がすきになる」には、幼児~小学校低学年向けの本が多く紹介されてます。
「かわいそうなぞう」「三びきのやぎのがらがらどん」「ごんぎつね」「きみはともだち」「もりのなか」など、有名どころの絵本が多い印象。やや長めの本で、「エルマーのぼうけん」「大きい1年生と小さい2年生」など。読んだことのある本、持っている本もけっこうありました。
正直なところ、小4の次女には易しめかもしれませんが、次女は読書に苦手意識を持っているようなので、読む楽しみや達成感を味わわせたくて、「親子で書こう!100さつ読書日記」のほうを選びました。
小学校中学年くらいだと、「親子で書こう!100さつ読書日記」と「小学生100冊読書日記」のどちらにすべきか迷うのではないかと思うのですが、文字数が多くてページの多い児童書にまだ抵抗感があるなら前者、そうでないなら後者がいいのかな?と思います。
1冊読み終わったら、表紙シールを貼り、題名、作者、日付、感想(どうだった?)を書き込み、顔マーク(おもしろかった/うーん/またよんでみよう)をなぞります。
感想は1~2行程度なので、あまり気負わずに書けるのがいいです。自分で書くのが難しい小さい子の場合は、子どもに「どうだった?」を聞いて、親が代筆してもOK。
次女は、絵本中心ですが、5/3~5/6(今日)までの四日間で、25冊読みました!
今までの次女からは考えられない猛烈な勢いで、私も夫もびっくりです。
親子で書こう!100さつ読書日記―フィンランド・メソッドで本がすきになる
小学生100冊読書日記 (小学3年生から)
「小学生100冊読書日記―フィンランド・メソッドで本が好きになる (RYU SELECTION)」には、小学校3年生からの子ども向けの本が紹介されています。
難易度(といっていいのかわかりませんが)は意外と幅が広く、易しいものは「いやいやえん」「あらしのよるに」「100万回生きたねこ」など。親子で書こう!100さつ読書日記」と重複しているものもありました。
その一方で、「空色勾玉」「水滸伝(上・下)」「指輪物語 旅の仲間(上・下)」「羅生門 杜子春」など、中学生向けと思われる本まで入っていて、これ100冊を読み終えるのは相当時間がかかりそうだ!と感じました。
だれかとスピードを競っているわけではないので、マイペースでやればいいと思うし、現段階で読めるレベルに達していないのであれば、数年がかりで完成させるのも悪くないと思います。
長女は「家にある本など過去に数回読んだことがあり、内容をよく覚えているもの」に関しては、今回新たに読まなくても、シールを貼ることにしたようです。
なので、長女の読書日記は現在21冊のところまでシールが貼れました。どんどんシールを貼っていくのが楽しくなってきているようです。^^
私も、長女と次女が本を広げているので、ついつい手を伸ばして、自分自身が小学生のころに読んだ本を懐かしく読み返しています。「飛ぶ教室」とか、「こうばしい日々」とか、学級文庫にあって読んだなぁ・・・
本の表紙シールのほかにも、「ここまで読んだよシール」や、保護者が貼るシールなどもついているので、子どものやる気をアップにつながりそう。
また、保護者向けの解説も載っているので、フィンランド・メソッドを実践していく上の参考になります。
この読書日記にくいつくかどうかは子どもにもよるのかもしれませんが、子どもに本に親しんでほしい、本好きになってほしいと思っている親御さん、試してみては。
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