なつかしの「少年探偵 怪人二十面相」 100冊読書日記より
5月にフィンランド・メソッドで本が好きになる「100冊読書日記」の記事を投稿しきましたが、7月半ば現在、次女(小4)は「親子で書こう!100さつ読書日記」の68冊まで、長女(小5)は「小学生100冊読書日記」の52冊まで、シールを貼ることができました(=読了しました)。
わが家では、100冊のリストに載っている本のうち、自宅に持っている本以外は、たいてい図書館で借りてきます。次女の「親子で書こう!100さつ読書日記」に載っている100冊は幼児~小学校低学年向けの本が多いので、長女は自分用の本とは別に、そちらも片っ端から手を出して読んでいます。(短いのですぐ読めてしまう。)
逆に、次女が長女用の本に手を伸ばすことはほぼないのですが(厚くて字が小さいから)、長女が先日読んだ「怪人二十面相」がおもしろかったというので、名探偵コナンなどの推理物が好きな次女は、「私も読んでみようかな」とページを開いてみました。が、どうにも難しかったようで、「お母さん、読み聞かせして」と言ってきました。
こちらがその「少年探偵 怪人二十面相」(江戸川乱歩作)。私も小学校高学年の頃、夢中になって読んだなぁ~、懐かしい!
ということで、次女に怪人二十面相の読み聞かせをしているのですが、
「余がいかなる人物であるかは貴下も新聞紙上にてご承知であろう。
貴下は、かつてロマノフ王朝の宝冠をかざりし大ダイヤモンド六個を、貴下の家宝として、珍蔵せられると確聞する。
余はこのたび、右六個のダイヤモンドを、貴下より無償にてゆずりうける決心をした。近日中に参上するつもりである。正確な日時はおっておってご通知する。ずいぶんご用心なされるがよかろう。」
・・・といった具合で、声に出して読んでも、なかなか理解が難しい。一行読むごとに言葉の意味の説明が必要で、本のボリュームの割に、えらく喉が疲れます。
でも、お話の続きを興味津々で聴いてくれるのは、やっぱり嬉しいですね。自分が子どものころ読みふけった本を、自分の娘たちも楽しんでいるのを見ると、懐かしいような、嬉しいような、不思議な気持ちになります。娘たちと共有できるものがこれからもっともっと増えていきますように。
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