雛のつるし飾り@名古屋マリオットアソシアホテル
2017/05/06
「雛(ひな)のつるし飾り」をご存知ですか。雛のつるし飾りは、初節句を迎える娘の健やかな成長と良縁を願う、江戸時代の工期から伝わる時節の伝統装飾です。
桃の節句(ひな祭り)が近づいて、お雛様を出した家も多いかと思いますが、現在、名古屋駅隣接の名古屋マリオットアソシアホテルロビー(15階)では、愛知県大治町文化協会「雅の会」制作の雛のつるし飾りが展示されています。
伝統装飾 雛のつるし飾り
雛段の雛飾りの両側に、見事な雛のつるし飾りがつりさげられています。
これらのつるし飾りは、使われなくなった着物などを使って、すべて手作りで作られたもの。たくさんの方の想いが詰まった色とりどりの布で作られているから、こんなにも色鮮やかで、人々の目を引き寄せるのでしょうか。
赤い目のうざきは神さまの使いで、病気を退治する力をもつとされているそう。
ふくろう「不苦労(=幸福)」、さる「(厄が)去る」など、どの飾りにも意味が込められているのだそうです。
花:花のように可愛らしく育つように
枕:寝る子は育つとの言い伝えより
雀:五穀豊穣をあらわし、食に恵まれる願いをこめて
茶巾:貯蓄ができ、金銭に困らない願いをこめて
鶴・亀:長寿の象徴
などなど。
雛のつるし飾りの展示は、名古屋マリオットアソシアホテル ロビー(15階)、ロビーラウンジ「シーナリー」入り口横で、2016年3月3日まで展示されています。私が行ったときは、平日にも関わらず(外国人を含む)たくさんのお客さんが雛のつるし飾りの前で足を止め、「かわいいわねぇ」「きれいねぇ」と言い合っていました。シャッターを切っている人も何人もいましたよ。^^
名古屋駅に立ち寄るご予定の方は、お時間があれば、名古屋マリオットアソシアホテル ロビー(15階)の雛のつるし飾りをご覧になってみては。もちろん、見学は無料。人の出入りが多いので、ホテルの宿泊者やレストラン利用者でなくても、気軽に立ち寄れると思います。
桃の節句によせて、すべての女の子の健康と幸せを祈りつつ・・・
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