子どもより私のほうが頑張ってないかも、と気づいてしまった
2017/05/06
久しぶりにすっきり晴れた土曜日の朝。娘たちはスポーツ少年団の試合が遠方であり、朝5時20分に起きて、6時過ぎに出かけて行きました。スパイクやグローブの入ったリュックにバットを差し、大きなスポーツ用マグボトルを2本ずつ(麦茶とスポーツドリンク)と、おむすびの入った保冷トートバックを前かごに入れて自転車をこぐ姿は、なんとも頼もしく、「大きくなったなぁ・・・」としみじみ。
もちろん、私も今朝は5時に起き、鮭を焼いて、おむすびを9個作り(長女・次女・夫×各3個)、娘たちの朝食を作って、水筒4本を用意し、牛乳パック氷と氷のうを用意し、娘たちをいってらっしゃいと見送りました。でも、恥ずかしながら、その後また布団に戻って、猫といっしょに寝ちゃったんですよね。
1時間ほどして再び起きて、夫を見送ったわけですが、その後も(やることはあるはずなのに)、いまいちシャキッとできず、ついネットをダラダラ見てしまったり。
「あー、娘たちは今ごろ暑いグランドで試合をしているのかな。帰りは夕方5時過ぎなんだろうな。」 頑張っているであろう娘たちのことを想像すると、自分がダメダメなことに気づきます。私、娘たちより頑張ってないよね・・・。
自分が頑張っていないことは自分自身が知っている
改めて私自身のことを書くと、現在の状況は、会社員の夫の妻であり、小学生の娘2人の母であり、個人事業主(フリーランス)として自宅で仕事をしており、通信短大生でもあります。加えて、今年は子ども会会長をしており、さらにスポーツ少年団の企画係(キャンプやバーベキューの企画をする係)もやっています。
「うわぁ、それってかなり忙しいんじゃない?」と、周りの人たちに言われることもあります。確かに、TOEICテストの受験日に子ども会会長として盆踊り会議に出るように言われたり(これは副会長さんに代わってもらいました)、短大のレポートの提出期限が近いのにキャンプのしおりを作らないといけなかったり、廃品回収の日を避けながら短大スクーリングの日程を組まないといけなかったり・・・と大変なこともあります。けれど、いつもすごく忙しいかと言うとそうでもないし、実際、今日の午前中はあまり生産的なこともせずにダラダラ過ごしてしまいました。
妻で、母で、個人事業主で、通信短大生で、子ども会会長で、スポ少の係もあって…。その肩書きだけを見れば、「頑張っている人」に見えてしまうのかもしれませんが、「自分が娘たちより頑張っているとはとても言えない」と、私自身が知っているから、人に「あなたはよく頑張っているわよ」と言われても、そうは思えないわけです。
娘たちは4年半前からスポーツ少年団に入っていて、土日祝は基本的にすべて練習か試合です。小学校では金管クラブにも入っていて、2学期は運動会と市民ホールでのコンサートがあるため、週3回、放課後に練習をしています。塾にも週に2回通っています。金管クラブの練習の後に塾があると、宿題に取り掛かれるのは20時すぎ。ハードだなぁ・・・と思うこともありますが、娘たちはやりたくてやっているんですよね。
そんな頑張る娘たちを見ていると、「あぁ、私って・・・」と、少し情けない気持ちになってしまうわけです。娘たちについ「ちゃんとしなさい!」とうるさく言うとき、心の中では「そういう自分はちゃんとできているの?」と思ってしまうことも。友人に、あるいは家族に「頑張っている私」を演出することは可能だけど、最終的には、自分が頑張っているかどうかは、自分がいちばんよく知っているわけで、自分自身をだますことはできません。どれだけ頑張るか、何を頑張るかは、もちろん自分で決めていいと思いますが、実際の行動でしか、「私、それなりに頑張ってるよね」と自分を納得させることはできないのだな、と思いました。
今から生まれ変わったように努力家な人間になることは、多分私にはできません。
でも、「私にしてはそこそこ頑張ってるよね」と思える程度には頑張らないことには、このモヤモヤ~っとした気持ちを払拭することはできなそうなので、自分が心地よく、気分よく、自分を好きでいられるように、やるべきことはやろうと思いました。
頑張っている自分を演出するのが上手になっても、なんにもならないですもんね。私は今月39歳になりますが、来るべき40代で自分のやりたいことがやれるよう、ひとつずつパーツを積み上げていきたいです。
ピックアップ記事&広告
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
Twitterでayanをフォローしよう!
Follow @warashibe