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「こころの強い子」はこう育てる(多湖輝 著)を読んだ感想

      2017/05/06

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「こころの強い子」はこう育てる』を読みました。著者は、千葉大学名誉教授で心理学者の多湖輝(タゴアキラ)さん。

”我慢力のある子は自分の道を切り開ける”という著者の信念の下、子どもにとって大切な「我慢力」をどう育むかについて考える内容の本です。

  • 【目次】
  • 序章 「こころの強い子」ってどんな子?
  • 第1章 「子どものこころを育てる」とはどういうこと?
  • 第2章 「我慢力」を育てよう
  • 第3章 日常生活で育てる「ルールとマナー」の守り方
  • 第4章 母としてできること・父としてできること
  • 第5章 子どものこころを強くする「体験」
  • 第6章 人間にとって「甘え」は必要なものです
  • 終章 この子の未来はなぜ明るいのか

この本の中で何度か登場して、とても印象に残った言葉(ことわざ)があります。

それは、「親の甘茶が毒になる」というもの。甘茶とは花まつりにふるまわれる甘味性の強い飲み物のことで、このことわざの意味は、「甘やかして育てた子供は将来ろくなものにならない」だそうです。


我慢我慢というと、苦行のような、楽しみのない生活のようで、それを子どもに強いるのはいかがなものか・・・と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、この本に書かれている「我慢」は「必要な我慢」だと思います。


必要な我慢を幼少期に覚えず育ってしまった子どもが大人になったとき、その子の人生が生き難いものになってしまうとしたら、はたしてそれは(我慢をさせないことは)その子のためになっているのか・・・。そう考えると、子どもがまだ小さいうちに、「人生には、しなくてはならない我慢もある」ということを教えておくのは、親の役目だな~と改めて思いました。

あと、この本に書かれていた、「退屈の反対は感動」という言葉にもすごく共感。

知的好奇心をもって、身近な生活の中にたくさんの感動を見つけられる子になってほしいな。そういう子の人生は、きっと豊かなものだと思うから。


Amazon:「こころの強い子」はこう育てる

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