自分でちゃんと言えたようです。
2017/05/06
今日は次女のお友達関係の話です。
先日、晩ご飯の後、こたつに入ってのんびりしていたら、次女が「お母さんはNちゃんのこと好き?」と聞いてきました。何かあったのかな…と思いながら、「普通だよー。どうして?」と聞き返すと、「私は、最近Nちゃんのこと嫌いなの。」と次女が話し始めました。
*
Nちゃんは、次女のクラスメイトの女の子。私も知っている子で、悪い子ではないのですが、ちょっと強引なところがあって、「絶対○○しよう!」とか「○○してくれなきゃダメ!」と周囲に対して主張することが多いようなのです。
次女が困っているのは、トイレの問題。休み時間、次女はNちゃんから「いっしょにトイレに来て!」とよく言われるそうです。10分しかない休み時間の、残りあと1~2分というタイミングで言われるので、「(授業に遅れちゃうから)行きたくない。」と言っても、「だめ! 絶対いっしょに来て!」と押し切られ、結局トイレに付き合うことになってしまうとのこと。
しかも、同じ個室に入る(ように言われる)ので、Nちゃんが用を足している最中に始業のチャイムが鳴っても、鍵を開けて出るわけにもいかず、結局、授業の最初の挨拶に間に合わない・・・ということが何度かあったそうです。次女は意外と真面目というか小心者なところがあり、授業に遅れたり、廊下を走らなくてはいけない状況になったりすることが、とてもイヤみたいなんですね。
「(そのことで)先生に悪い子って思われちゃうかも・・・」と気にしているようでした。
どうしようかなぁと思ったのですが、その夜、私は連絡帳にこの話を書き、担任の先生に相談しました。(次女も先生に伝えてほしいと希望していたので。)
そして、翌日、先生からの返事が書かれた連絡帳が戻ってきました。先生が次女と「どうしようか?」相談をしたところ、次女が自分でNちゃんに話をすると決めたので、先生がそばについて、次女とNちゃんの話を見守ってくださったそうです。
次女は、「一緒にトイレに行くのがいつもイヤというわけではないけれど、私にも行きたくない気分のときはある。それに、休み時間の終わりごろになってトイレに誘われると、次の授業に遅れてしまうから困る。だからギリギリに誘うのはやめてほしい。」というようなことを、ちゃんと自分の言葉でNちゃんに伝えることができたようです。そして。Nちゃんも「わかった。」と答えてくれたとのこと。
思うに、Nちゃんは悪気があったわけではなく、自分の言動が人にどういう影響を及ぼすのか(もっと言えば、どんな迷惑をかけるのか)をイメージすることができなかったのでしょう。個人差はありますが、何といってもまだ2年生、低学年なのですから。
”相手の気持ち(立場)に立って物事を考える力”は、次女自身、まだまだ足りないですから、今回の出来事は良い勉強になったと思います。
そして、何より私が嬉しかったのは、次女が、先生任せにするのではなく、自分の言葉でちゃんとNちゃんに気持ちを伝えることができたこと。
単に「イヤ」「嫌い」と相手を否定するのではなく、「○○はいいけど、●●はこういう理由で困る。だから●●はやめてほしい。」と具体的に自分の気持ちを言葉にできたことを聞いて、次女の成長を感じました。
その日学校から帰ってきた次女の顔は、心なしか、晴れ晴れとしているように見えました。がんばったね、次女!
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