公立中学校入学準備 制服代・費用はいくらかかる?
2019/12/26
公立中学校は私立中学校のように入学金などはかかりませんが、それでも、制服、体操服、通学カバン、自転車・・・など、何かと準備をしないといけないものが多く、それなりに費用が掛かります。
長子の中学校入学の場合、合計費用がいくらくらいかかるか見当もつかず、不安な気持ちを持ってしまう方も少なくないと思います。
今回、私は小学6年生の娘を連れて、近所の学生服店に公立中学校の制服・ジャージ・体操服・用品などの申し込みに行ってきましたので、かかった費用を掲載したいと思います。もちろん、中学校によっても指定は異なるでしょうし、お店によっても販売価格は変わると思うので、あくまで参考程度にご覧ください。
公立中学校入学準備 制服など必要なものの費用
以下は、愛知県下の公立中学校の女子生徒の制服を、地元の小中学校指定品取扱店である昔ながらの学生服店にて購入した際の金額です。
- 制服(冬服)上 23,760円
- 制服(冬服)下 17,280円
- インナー、ソックス、通学靴、通学カバン、レインコート 計20,300円
- ヘルメット 2,900円
- 上履き 1,950円
- 体育館シューズ 3,100円
- ジャージ・上着 4,900円
- ジャージ・ズボン 4,900円
- 半袖体操服 2,850円×2=5,700円
- クォーターパンツ 3,100円×2着=6,200円
- 体操服用ゼッケン 300円×3枚=900円
- 制服(夏服)セーラー 8,000円
- 制服(夏服)スカート 13,500円
以上で、合計金額 113,390円です。
私が利用した学生服店では、早期予約をしておくと1万円につき1,000円割引と言う特典があったため、ここから11,000円引きとなり、支払総額は102,390円でした。うーん、やっぱり10万円は超えてしまいました。
わが家は男子がいないので、男子の制服代はわかりませんが、お店の方の話では、男子制服のほうが女子より少し安いそうです。
ただ、男子の場合は、女子より使い方が粗かったり、中学入学以降、身長が急激に伸びたりするせいで、制服の買い直しをすることも珍しくないとのこと。女子で買い替えと言うケースはまれのようなので、トータルで見るとそこまで違いはないのかもしれませんね。
中学通学用の自転車は4万円~6万円の価格帯が人気
中学校によって、あるいは中学校と自宅との距離によって、自転車通学になる場合とならない場合があると思いますが、うちの娘が通うことになる中学校は、全生徒自転車通学です。なので、家から中学校への通学路上にある昔ながらの自転車屋さんで、通学用自転車を購入しました。
ブリジストンの「キャスロング」というシリーズで、国産ダイキャストフレーム(※特許取得のブリジストンの独自技術)の丈夫そうな自転車です。フレーム保証も6年間ついていました。
27インチ3段シフトのものを、カタログ記載の標準現金販売価格 51,800円(税別)から値引きしてもらい、49,000円(税込)で購入しました。
自転車屋さんのおじさんの話では、中学校の通学用自転車は4万円~6万円程度のものがよく売れるそうですが、最近はチェーンの代わりに丈夫なベルトを使用した「アルベルト」なども人気とのこと。こちらの価格はチェーンのタイプよりも高くて、7万円前後だそうです。
なお、娘が通う予定の中学校では、「両足スタンドで、荷台がついている自転車」であれば、特にメーカーやカラーの指定はありませんでした。
中学校側から特別な指定がないのであれば、ホームセンターやインターネット通販などでもう少し安く自転車を購入することも可能だと思います。
ただ、あまりに安いものを買ってしまうと、安全面の不安も残りますし、壊れて買い替えなどになると結局高くつくので、我が家は少し価格は高めでも、長く乗ってもらえそうな丈夫な自転車を選びました。実際に乗るお子さんの希望、ご家庭の考え方、費用で選ぶと良いと思います。
(※地元の自転車屋さんは、インターネット販売よりも多少価格は高いかもしれませんが、メンテナンスや、通学途中・下校中のパンク等のトラブルに対処してもらいやすい、保険を使うことになった場合の窓口になってくれるなどの利点があります。)
中学入学準備にかかる費用を安くする(節約する)方法
制服・体操服・ジャージなどは中学校指定のものがほとんどだと思うので、なかなか費用を抑えることは難しいです。制服の場合は、ブランドによって多少の価格差があるので、品質と価格の折り合いのつくものを選ぶと良いかと思います。
(冬服の制服上などは、ブランドによって数千円~の差があります。)
上に書いたように、私が購入したお店では、早期予約割引の特典がありました。そうした特典の有無はお店によると思いますが、小学校の子ども会などを通じてチラシや案内が来ている場合はチェックしてみると良いかもしれません。
また、地元の学生服店(個人商店)で中学校の制服を購入する場合、自治体のプレミアム付き商品券を利用することができれば、実質の割引になります。
例えば11,000円の商品券を1万円で購入できる場合、10万円の制服・用品購入で約9,000円~1万円程度節約できる計算になりますね。
ただ、「お住まいの自治体がプレミアム付き商品券を発行しているか」、「現実的に購入が可能か(抽選販売や先着販売もあるため)」、「プレミアム付き商品券の有効期限に制服の注文ができるか」という点をまずご確認ください。
別の方法としては、同じ公立中学校を卒業する子どものお母さんと親しければ、お下がりをもらうことも可能かもしれません。お下がりを洗い替えにできれば、体操服などの購入枚数を減らすことが可能になります。
最後に、お住まいの自治体によっては、学用品などへの補助制度(就学援助制度)があるケースもあります。対象者や申請手続き、補助の内容は、自治体公式ホームページを確認するか、役所(役場)に問い合わせてみましょう。
中学入学準備は、公立中学校であっても、なにかと費用がかかるものです。中学入学準備にいくらくらいかかるかを把握し、計画的にお金を用意しておくと直前に慌てずに済むと思います。
学生服店の話では、中学校の制服などの採寸・注文は、年明けくらいから始まり、1月~2月は最も混み合うようです。採寸や商品選びにかかる時間には個人差がありますが、女子の場合は1時間半~2時間程度かかるケースが多いとのこと。
女子の場合、女性スタッフがお店にいるときでないと採寸などができないため、小さなお店の場合は事前に予約を取ってから出かけるとスムーズかと思います。
【2016/3/15追記】 制服屋さんから「中学校の制服ができたので取りに来てください」のハガキが届いたので、受け取りに行って、102,390円支払ってきました!
段ボール箱いっぱいのすごい量だったので、車で行って正解でした。徒歩や自転車で行く場合は、一人ではなく家族で行く方が良いかもしれません。
「段ボールのまま持ち帰りますか? 袋に詰め替えましょうか?」と聞かれたので、袋にしてもらったけど、この量。しまうのが大変そうです。
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